凝集沈殿槽
凝集沈殿槽は、混合反応槽(撹拌機+凝集剤投入システム)、傾斜管/板沈殿槽、スラッジスクレーパー、スラッジ排出システムで構成されています。処理能力は50~5,000m³/日、浮遊物質除去率は95%以上で、高い凝集効率(フロック形成時間≦20分)、沈降速度が速い(滞留時間1.5~2時間)、スラッジ自動排出(間隔調整可能)などの特徴があります。原水は混合槽でPAC/PAMと反応してフロックを形成し、反応槽でゆっくりと凝集してから沈殿槽に入ります。フロックは重力沈降(沈降速度≧0.3mm/s)し、上澄み液は集水槽から排出され、スラッジはスクレーパーによってスラッジホッパーに集められます。鉱山排水(露天掘り鉱山の表面流出水など)の浮遊物質処理、都市廃水の前処理、食品加工廃水の濁度除去、産業廃水(染色、化学工業など)の一次浄化に広く使用されています。
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